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浜口首相狙撃事件
1930/11/14
~ 犯人:佐郷屋留雄 (23歳/愛国社所属) ~
犯行理由:経済政策の失敗/統帥権の干犯 (統帥権とは何かはわからない)
taro's トーク
ああああああ
語録
私は大ぜいの群衆をかきわけて貴賓室にかけつけてみると、首相は既にぐったりと弱って横になってゐた。
だが、中学以来の親友たる私の顔が見えたので、浜口は気丈になり、やや安心したのであらう。
苦しい呼吸の下から、
「男子の本懐だ」 と絞るやうな声が、痛ましくも私の耳朶をうった。 幣原喜重郎 (外相)
引用一九三一年(昭和六)度の閣議編成も終わり、浜口首相は、
陸軍大演習を陪観するため、岡山へむかうことになった。
一一月一四日、東京駅午前九時発超特急「つばめ」号に乗る予定であった。
浜口は、随員をしたがえて、午前八時四五分前後に東京駅の玄関口にあらわれ、駅長室にはいって、しばらく休憩した。
発車時刻五分ほど前に、東京駅長の先導で「つばめ」号の前方から六両目の一等車にむかったところ、突然、
一発の銃声がとどろいた。
四メートルほど先に、久留米絣の着物に紺の袴をつけ足駄をはいた壮士風の男が、拳銃を持ったままつっ立っていた。
犯人の佐郷屋留雄である。
随員の中島弥団次秘書官が「やられた」と叫んだ瞬間、首相は、
両手で腹部を押さえながら、その場に崩れそうになり、周囲の人にあわてて抱きかかえられた。
警戒の警官が犯人に飛びかかり、その場でねじふせて、手首と足に無数の縄をかけた。
ほんの一瞬の出来事であった。
中村政則 「昭和の歴史(2)」
P.202この本を入手
※ 「クリック20世紀」では、引用部分を除いて、固有名詞などの表記を極力統一するよう努めています。
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